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2022.04.13

先週の振り返り★☆★

🍀先週の振り返り५✍⋆*

 ◆ 先週の株式&為替相場
日経平均(-680円)/
ドル円(124.33円)/
NY株式(-97ドル)

◆日経平均株価は3週間ぶりに節目となる27,000円を下回りました。
FRB(日本で言う日銀)が インフレ抑制を急ぐため金融引き締め(株式市場にとってマイナス)を加速するとの見方が重荷となり売りが進みました。
米国🇺🇸の金融引き締めへの警戒は今後もくすぶり続ける見通しです。
  ⇒直近は特に海外勢による日本株の売り圧力が強くなっています。年初からの累積は2.6兆円の売り越しとなっており「日本売り」の姿勢が顕著です。日本は資源輸入依存度が高く、経済の成長期待が高まらないといった課題を抱えており、今後も売り圧力は強まりそうです。

(資金の流れ)
グロース株 ⇒ バリュー株
 円 ⇒ 米ドル 

🌟注目トピックス👀

◆中国ゼロコロナ政策が世界経済のリスクに!? …世界の食料問題にも波及

 先進国による対ロ制裁措置🇷🇺などによるロシア貿易の混乱、エネルギー価格高騰、米国による金融引き締め の加速などに加え、中国上海🇨🇳でのロックダウンが新たな世界経済のリスクとなりつつあります😥

【上海でロックダウン…】
 上海では、3月28日から事実上のロックダウン(都市封鎖)が続いています。これまでにない厳しい措置で、 2,600万人の市民の大半が外出を禁じられています❌
重症化リスクが低いと言われるオミクロン型に対し 中国政府が経済を犠牲にしてでも「ゼロコロナ政策」を続けている背景には過去の成功体験があります。 これまで他国に比べて感染者を少なく抑え込んできた事は習近平体制が優れていることの証である、と政府 がアピールをしてきたことから、今さら軌道修正できなくなっているという面もありそうです。

 【食料インフレにも…🌾
上海は国際金融センターであるとともに、多国籍企業の多くが中国本社と工場を置く場所です☝️
米テスラや ユニクロなども上海工場の生産停止を余儀なくされており、海外の経済にも打撃をもたらしています。

また「ゼロコロナ政策」の影響により、中国の主要農業地域の多くが重要な春の作付けに備える中で肥料・ 労働力・種子の深刻な不足に見舞われています🌀😵‍💫米やトウモロコシなど春に作付けする穀物の生産量が減少すれば海外からの輸入拡大に繋がり、世界的に起きている食料インフレを更に加速させる可能性があります。

🌷︎⸝‍今週の話題⸜🌷︎⸝‍

◆米国利上げ加速、0.5%幅の利上げが続く見通し

【解説】
次回5月3・4日開催されるFOMC(金融政策を決める会議)では0.5%の大幅な利上げが実施される見通しです。 過去20年以上もの間0.5%幅の利上げは実施されておらず、FRBがインフレ抑制に本気である事が分かります。

【ポイント】
 米国の主要銀行などは今後も0.5%幅の利上げは断続的に続くのではと予想しており、短期金利は3.25~3.5% まで引き上げられると見ています。すでに住宅ローン金利は急伸しており、景気減速の懸念もはらんでいます。

 【今後の影響】
利上げを実施しない日本🇯🇵とますます利上げが加速すると見られる米国🇺🇸、日米金利差の拡大から一層円安圧力が 強まるものと見られます。
円安見通しが続く事は、海外投資家の日本株離れにも繋がる為注視が必要です👀