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2025.11.26

会社を潰さないための“就業不能リスクマネジメント”

社長が動けない時、会社を守る仕組みはありますか?──

会社が突然止まる瞬間は、“倒産”ではなく、社長の体が止まった瞬間です。

売上が好調でも、社員が優秀でも、金融機関から高評価でも
社長が病気・ケガで就業不能になると、会社は一気に不安定になる。

これは脅しではありません。
私たちエミシェアが、何度も現場で見てきた“現実”です。

1. 就業不能がもたらす「会社の呼吸停止」

経営者が働けなくなると、会社には次のような影響が一気に押し寄せます。

■ 決済が止まる

経営判断、銀行対応、支払承認──
ほとんどが社長の決済に依存しています。

■ 資金繰りが悪化

売上はあっても、入金・支払いのタイミング管理は社長の最重要業務。
ここが止まると会社は一気に苦しくなります。

■ 取引先の信用が揺らぐ

「社長が倒れたらしい」
その噂一本で、契約保留・与信見直しが起きます。

■ 社員の生活が不安になる

給与が払えるのか?
会社は続くのか?
社長の体調はどうなのか?

不安は、社内の空気と生産性に直結します。

2. “就業不能保険”は節税商品ではない

誤解されがちですが、就業不能保険は
「節税」ではなく、「経営継続の仕組み」をつくるためのものです。

経営者の就業不能は、会社にとって
「売上ゼロの状態で固定費だけが走り続ける」という最悪のリスク。

これに備えるのが、就業不能リスクマネジメントです。

▼ 目的は明確
• 給与を止めない
• 社員と家族の生活を守る
• 資金繰りを崩さない
• 経営を継続させる
• 経営の空白期間を埋める

これらを実務レベルで支えるのが、今の法人向け就業不能保険です。

3. なぜ、社長の“就業不能リスク”は見落とされるのか?

多くの中小企業で、社長のリスクは「入院」「死亡」までは想定していても、
“働けない”という状態のリスクが抜け落ちています。

しかし現実には──
死亡よりも、長期の就業不能の方が発生確率ははるかに高い。

そしてこの期間にこそ、会社はもっとも揺らぎます。

4. 会社を守るための“就業不能リスクマネジメント”3ステップ

① 固定費の棚卸し(3か月〜6か月分を把握)

会社が止まっても、走り続ける支出を整理します。
・給与
・家賃
・リース
・借入金返済
・社会保険料

ここが把握できていない会社は、非常に危険です。

② 社長不在で止まる業務の洗い出し

決済
資金繰り
銀行交渉
主要取引先との対応
採用・評価

「社長にしかできない仕事」を書き出すと、
就業不能がどれだけ致命的かが一目でわかります。

③ 就業不能保険で“空白期間”を埋める設計

ポイントは2つ。

☑ 必要な期間をカバーする

病気やケガで働けない期間は人によって違います。
3ヶ月・6ヶ月・1年──
会社の体力に合わせて設計します。

☑ 固定費×期間=必要保障額

例えば
固定費200万円 × 6ヶ月=1,200万円
この不足分を保険でカバーするのが基本設計。

5. 就業不能保険を導入する会社が増えている理由
• 銀行評価が上がる
• 経営者保証の見直しが進めやすい
• 社員の安心につながる
• 家族のリスクを減らせる
• 事業継続計画(BCP)の根幹になる

就業不能リスクは、“経営の心臓部”です。
ここを守ることは、事業を守ることと同義です。

まとめ:会社を潰すのは「売上減少」ではなく「社長の不在」

エミシェアが大切にしている考え方があります。

「社長が不在でも会社が止まらない仕組みを整える」こと。

その最初の一歩が
“就業不能リスクマネジメント”です。

もし今、会社の未来と社員の生活を守りたいと本気で思うなら、
まずは
社長が動けなくなった時に会社がどうなるのか?
を一度シミュレーションしてみてください。

きっと、見えていなかったリスクが見えてきます。

エミシェアでは、会社の状況に合わせた
実務ベースの就業不能リスク設計を行っています。
必要な方は、いつでもご相談ください。

 

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