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2023.10.04

★ふるさと納税×住宅ローン控除★

\併用すると・・・?/

👩「うちは住宅ローン控除使ってるけど

ふるさと納税はできるの??」

そんなあなたへ!!!

👨「人によるけど大抵使えます◎

仕組みや流れを解説しますね!」

 

【まず住宅ローンとは?】

▶住宅ローン控除は「税額控除」

税額控除とは??

税率のかかる数字を減らすのではなく、

税額そのものを減らせる控除。

課税所得×税率=税額

👨税額を直接減らせるため

効果が大きい控除です!

 

【住宅ローン控除の流れ】

①まず所得税から控除

・借入金の残債×0.7%

・最大35万円

・自身の所得税

↑いずれか少ない金額↑

②余った金額を住民税から控除

・課税所得×5%

・最大9.75万円

・所得税から控除しきれなかった金額

↑いずれか少ない金額↑

 

(例)残債が3000万円と想定

控除額の上限は21万円

(3000万円×0.7%=21万円)

所得税15万円 住民税20万円の方の場合

①所得税から15万円差し引く

②住民税から6万円差し引く

 

【ふるさと納税の仕組み】

「ワンストップ申請」と「確定申告」

で控除方法が違う‼

▶ワンストップ申請

「寄付金額-2.000円」が全額住民税控除

▶確定申告

①「寄付金額-2.000円」が所得控除

②「(寄付金額-2.000円)×(100%-所得税率)」

が住民税控除額

👨確定申告では所得税からも

少し引くことができるけど

トータルの控除額はどちらも一緒◎

 

【ここから大事!!】

所得控除と税額控除では

「所得控除」が優先される⚠

👨つまり、確定申告するなら

ふるさと納税が先に処理されるってこと1

順番はこんな感じ↓↓

①ふるさと納税控除

②住宅ローン控除

 所得税額控除

   +

 それぞれの住民税控除額

 

【具体例で解説】

先ほどの例で挙げた

条件をベースに考えてみましょう。

所得税15万円 住民税20万円

住宅ローン残債3.000万円

↓こんな方がふるさと納税を5.2万円分行うと↓

①5.000円を所得税から控除

(ふるさと納税所得控除)

所得税15万円が14.5万円に。

②14.5万円を所得税から控除

(住宅ローン控除)

所得税14.5万円が0円に。

➂4.5万円を住民税から控除

(ふるさと納税住民税額控除)

住民税20万円が15.5万円に。

④6.5万円を住民税から控除

(住宅ローン控除)

住民税15.5万円が9万円に。

 

【こんな人は注意⚠】

住宅ローン控除とふるさと納税の

住民税額控除額が自分の

住民税額を超えている!

※そもそも引く税金がなくなる

↓こんな方は要注意↓

①課税所得の少ない方

②住宅ローン控除額の大きい方

👨とは言ってもほとんどの方が

ふるさと納税を満額使えます◎

 

【まとめ】

▶住宅ローン控除は税額控除のため

計算される順番は1番最後!

▶住宅ローン控除で

最初に引かれるのは所得税

▶住民税の控除金額は

以下の中の一番低い金額

・課税所得×5%

・9.75万円

・所得税から控除しきれなかった金額

👨全てを差し引いても

住民税が余っているなら

ふるさと納税は満額使えます♪