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2022.10.11

先週の振り返り

🍀先週の振り返り५✍⋆*

 ◆ 先週の株式&為替相場(前週末比)

日経平均:27,116円(+1,179円)/
ドル円:145.39円/
NY株式:29,296.79㌦(+571㌦)

 ◆先週の日経平均株価は大幅高となりました。10月相場に入り、週初から9月後半に売り込まれて いた主力銘柄に押し目買い(安くなった所での買い)が入った事で勢いづきました。
前の日に 米国株が下落しても上昇する日があるなど相対的に強い動きとなっており、底上げが進みました。

⇒米国株🇺🇸も10月に入り急反発の上昇となりました。ただ、13日に発表される9月CPI(消費者 物価指数、インフレを判断する指数)に注目が集まっており、想定よりも上振れる場合は金 融引締め懸念が再燃し大幅下落が予想されます。もうしばらく不安定な相場環境が続きます🌀

【資金の流れ】
 ディフェンシブ株 ⇒ レジャー関連株
円 ⇒ 米ドル 

🌟注目トピック👀

  ◆水際対策緩和で高まるインバウンド需要!? …本回復には課題も

新型コロナ問題への対応として2年半に渡って実施されてきた水際対策が、入国者数上限の撤廃や訪日客 の個人旅行解禁等、10月11日から大幅に緩和されます✨

ただ経済回復に期待が高まる一方で課題も…?

 【インバウンド需要の拡大…】
海外の主要国と比べ、日本は水際対策の緩和に慎重な姿勢を続けてきました⚠️

その為世界では海外旅行での 入国者数が順調に回復する中で、日本では低迷が続き、その分経済的な損失も続いていました😵‍💫
ようやく 水際対策緩和に踏み出したことで今後は入国者数の回復が見込まれ、2024年10月ごろまでにはコロナ前の 水準を回復する試算となっています。

インバウンド需要の推計値は、
2023年に2.1兆円➡24年に4.3兆円➡ 25年には6.6兆円と見込まれており、コロナ前の19年(4.8兆円)を上回る予測となっています👏

 【経済回復への課題…】
 外国人が日本に来た場合、米ドルだけで考えると、2019年当時の為替レート(年平均1㌦=108円)に比べ て現在1㌦=約145円とインバウンド全盛期から単純計算で34%ほど安く買い物が出来る計算となります😳

その為「次に海外旅行したい国ランキング」では日本が1位(31か国中)になるなど再開が心待ちにされて きました。
そうした経済回復に期待が持てる一方、日本人は円安もあり海外旅行から国内旅行にシフトして いるため宿泊場所の不足が問題視されています💦
日本人の海外旅行を促す施策などが期待されています。

🌷︎⸝‍今週の話題⸜🌷︎⸝‍

◆中国の不動産危機、世界経済への影響も懸念

【解説】
不動産バブル崩壊の懸念から中国経済🇨🇳に失速の兆しが見えています。
住宅販売は前年比で約30%落ち込んでおり回復の見込みが立ちません🙅🏻‍♀️
また不動産セクターでは社債のデフォルト懸念が急速に高まっています。

【ポイント】
 中国は共産主義のため中国全土の土地は国有地です。不動産開発による土地の売上(税収)は中国の全税収の 50%を占めるとも言われており中国にとって死活問題となりかねません😨難しい舵取りを迫られています。

 【今後の影響】
 内需が弱く、経済回復も遅れている日本経済にとっては輸出が頼みの綱です🙏
最大の輸出相手国である中国の急減速は大きな打撃となります😫
また世界各国とも対中輸出は規模が大きく同時不況に陥る懸念もあります。